北側タワークレーンの解体がスタート
2011.5.23 Monday
東京スカイツリー建設の”花形”だったタワークレーンの解体作業が、23日から始まりました。
今回は、その初日の様子をお伝えします。
つくり方大公開!上級編「タワークレーンの解体」でご紹介したとおり、4基のクレーンのうち、初めに解体するのは北側のクレーン(TC2号機)です。
建て方専用機であるこのクレーンは、荷揚げ専用機よりも高い位置にあるため、解体する前に高さを下げることから始めます。
この日の作業では、旋回体が自らマスト(支柱)を下りていき、上部に突き出たマストを吊り出しました。(マストクライミングと逆の手順による解体を、クライミングダウンや逆クライミングと呼びます)
この作業を繰り返して第1展望台の屋上付近まで下げた後、西側のクレーン(TC1号機)を使って解体していきます。
今後は、クレーン同士で解体する様子もお伝えしていきますので、ぜひご注目ください。