3月18日13時34分、東京スカイツリーが高さ634mに到達しましたので、お知らせいたします。
このたびの東北地方太平洋沖地震で被災された皆様に、心からお見舞い申し上げます。
大林組でも、東北支店(仙台市)が被災地の復旧作業を進めるとともに、全国各地から物資を搬送したり、支援要員を派遣したりと、1日も早い東北復興に向けて動き出しています。
東京スカイツリーは、これまでに多くの関係者の力を結集し、未知なる高さへと到達しました。
空へと伸びゆくタワーの姿が、復興に関わる皆様の力となり、希望の光となることを願っています。
3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震による東京スカイツリーへの被害状況を確認したところ、作業員全員の無事、構造体への被害はないことを確認いたしました。
とり急ぎ、ご報告いたします。
3月6日、事業主体の東武鉄道と東武タワースカイツリーによって、第1展望台の内部などが報道機関に公開されました。
第1展望台の展望ゾーンは3階建てで、3階部分の高さは地上350m。この日は2階部分(345m)の一部が初めて披露されました。
「つくり方大公開!上級編」を更新しました。
直径8m、高さ375mという巨大な心柱を、わずか半年余りという期間でどのように構築するのか。
今回は、東京スカイツリー建設の切り札「ゲイン塔のリフトアップ工法」の採用を可能にした「スリップフォーム工法」をご紹介します。システマチックな「つくり方」をぜひご覧ください。
つくり方大公開!上級編 「狭い空間と限られた時間で心柱をつくる」
東京スカイツリーは、ゲイン塔のリフトアップで高さが601mとなり、中国広東省の広州タワー(600m)を超え、自立式電波塔として世界一の高さになりました。
2008年7月の着工から2年7ヵ月余り。さまざまな知恵と技術で前人未到の工事に挑み、建設の歴史に大きな一歩を刻んだといえます。
高さ634m、そして竣工に向けて、工事はいよいよ佳境を迎えます。関わる人すべての誇りを胸に、今後も安全に作業を進めていきます。