広報室Hです。
塔体基礎部鉄骨工事を終え、いよいよ地上部で最初の塔体の鉄骨取り付け工事が始まります。
地上鉄骨工事開始にともない、4月6日(月)に安全祈願が執り行われました。
まずは最初の地上鉄骨柱を基礎部鉄骨に据え付けます。
最大径の柱で、直径2300mm、高さ4000mm、重さ29t!(厚さは100mm)
基礎部鉄骨と接合後、続いて立柱安全祈願が執り行われました。
事業者、設計者、当社が鉄骨柱に「金鋲」「銀鋲」を打ちこれからの工事の無事を祈願します。
銀鋲をスパナで締め付けます
写真中央が”スカイツリーホワイト”で塗装された第1節C1(一番最初の地上鉄骨柱)
いよいよ地上へ芽を出した東京スカイツリー。
これからぐんぐん成長する姿を、どんどんお届けいたします
こんにちわ。広報室Hです。
唐突ですが、、、
今日の朝のNHKニュース「おはよう日本」をご覧になったでしょうか?
ちょうど通学・通勤時間帯なので知らない方が多いでしょうか?
実は、現場が生中継されたんです!
今日は東鼎の地上鉄骨の据付け工事が行われる日です。
滅多に入ることのできない作業が始まる前の現場で
早朝に搬入された鉄骨を前に、NHKの高木アナウンサーとスタッフの方に工事の概要などを説明する山田工事長。
実は山田工事長が今日の出演者です。
しっかりとリハーサルをして準備は万端。
8時過ぎ、いよいよ本番スタート!
見ているこちらは緊張してしまいましたが、本人は緊張の様子もなく(?)
約2分の生中継は無事終了。
視聴者の方にスケールの大きさは伝わったでしょうか。
中継が終わるやいなや通常通り作業スタート!
トレーラーから降ろされた鉄骨の吊り上げが始まりました。
この鉄骨が据え付けられ、これで3本の脚全てが地上に姿を現したわけです。
これからのタワーの成長がますます楽しみですね。
入社3年目の春を新タワーの現場で迎えたKです。
生産設計という図面を扱う業務を担当しています。
鼎(かなえ)部分では分岐管の付いた鉄骨の建方工事が始まりました。
柱の搬入状況(H21年3月23日撮影)
柱の径が1900mmもある大きい柱です。
現場へ搬入するだけでも大変です。
溶接部拡大
分岐部の溶接です。
溶接が非常に難しい部分です。
建方状況
西鼎の状況
タワーの足元が少しずつ地上に顔を出し始めました。
これからは塔体地上部の工事も本格的にスタートし、変化するスピードも
どんどん加速していきます。
カメラに収まらなくなっていきそうです。
*今回のブログで掲載しました写真の鉄骨の塗装は仕上げ色ではありません。「スカイツリーホワイト」とは異なります。
こんにちは、広報室mです。
タワーはタワーでも今回ご紹介するのは子ども達がつくるタワーです。
この春甲子園にオープンした、子ども達がお仕事体験する施設「キッザニア甲子園」
に大林組は「建設現場」パビリオンを出展しています。
実はそこで造っているのがタワーなんです。
完成すれば6mになるキッザニアタワーは東京スカイツリーの約100分の1。
クレーンの色はスカイツリーの現場でも使用しているクレーンと同色の
パッション オレンジ(当社独自!)です。
クレーンの誘導も実際の合図と同じ「ゴーヘイ(go ahead)」、
「スラー(slack away)」などの掛け声で行い、上部足場で部材を
取り付ける時には本物の安全帯を着用します。
また、タワーだけでなく、タワーとつながるアーチ橋もつくっています。
こちらは支保工を使って造り、要石をはめて実際に渡れる本格派。
また、完成のセレモニーではタワーをライトアップし、竣工写真を撮影します。
竣工写真は建設現場体験のお土産として大好評です。
ぜひ、関西方面へお来しの際には、キッザニア甲子園の「建設現場」
に来場ください!なお、体験できるのは3才〜中学生の子どもだけです・・・
現場のTです。担当は空調換気設備工事、衛生消火設備工事です。
空調換気設備とは、夏でも冬でも快適に過ごせるように室内の
温湿度をコントロールする冷暖房や、人の呼吸や調理などで
汚れた空気を排出し、新鮮な空気を取り入れる換気などの設備です。
衛生消火設備とは、流し・トイレ等の「水まわり」への給水・給湯・排水や、
火災時に火が燃え広がるのを防ぐためのスプリンクラー・消火栓などの
設備です。
現場は鉄骨工事などの躯体工事がメインで、本格的な設備工事は
まだまだこれからです。
ですがですが、色々な「仕掛け」を今の段階で用意しておかないと
後で困ってしまいます。
ということで今回はその中から「スリーブ」(配管や電線を
通すための貫通穴)を紹介します。
〇鉄骨梁スリーブ
この穴を給水管・排水管・消火管など様々な配管が通ります。
現場に搬入する前に鉄骨工場で穴を開けるので、早い段階で配管ルートを
確定させて、位置を決定しなければいけません。
穴が開けられる大きさ、位置には構造的に制限があるのでそれも事前に
調整が必要です。
下の写真を見ると、未来の配管ルートがイメージできるかと思います。
〇床スリーブ
これは上下階を貫通する配管用に床面に設置したスリーブです。
この後コンクリートを打設することになります。構造的に弱点になりやすい
ので、通常の場所より密に鉄筋が配筋される他、斜め方向にも配筋されます。
コンクリート打設後はこんな感じになります。
本格的に設備工事が始まったら、今回紹介した「仕掛け」が実際に
どう使われているかをお見せしたいと思います。