先生が生徒の日
2010.8.30 Monday
今日は、東京スカイツリーのある業平橋駅から電車で約45分、東武動物公園駅での出来事を紹介します。
ちなみに東武動物公園駅は、東武動物公園が開業した昭和56年からの駅名で、以前は杉戸駅と呼ばれていました。杉戸駅は日光街道の宿場町の一つだった杉戸宿から由来しており、駅としての開業は明治32年でとても歴史があります。
さて本題です東武動物公園駅から車で約10分のところにある杉戸町生涯学習センターで、大林組の技術担当者が埼玉県杉戸町の小中学校の先生に向けて「東京スカイツリーの造り方」を講演しました。
杉戸町の小学校と中学校の先生たちで構成される杉戸町教育研究会では、先生たちの見聞を広めるため、大学の先生や企業で活躍する人を呼んで、さまざまなテーマで講演会を行っているそうです。先生はやはり常に勉強しているんですね。
東京スカイツリーのパンフレットを広げながら聴講する先生たちは真剣そのもの
参加された先生は188人。いつもは教える側に立つ先生たちは、ゲイン塔の組み立て方やリフトアップ工法、タワー中心の心柱を造るスリップフォーム工法など、東京スカイツリーの造り方の説明に耳を傾け、熱心にメモを取っていました。
「世の中で注目されているものは、子どもたちも関心を持っています」と話す杉戸町教育研究会部長の校長先生。好奇心旺盛な先生たちは、夏休み後に子どもたちに東京スカイツリーの造り方を熱く語ってくれるのでしょうね。
その話を聞いた子どもたちからの感想を楽しみにしています