タワークレーン組立開始!!!
2009.3.26 Thursday
現場のWです。
3月6日からいよいよタワークレーンの組立が始まりました。
今月中に3台のタワークレーンを皆様にお披露目することになります。
最初に組み立てるのは、西鼎を含む2工区を担当する2号機です。
タワークレーンの部品はバラバラにして、トラック30台ほどで現場へ運び込み、
順次組み立てます。
まずは台座。ごらんの通りやたらにデカイです。
これを5階まで組んだ低層鉄骨の上に設置します。
(なぜ、5階の上なのかはまた後日)
この台座は、約20回自力で登る作業を繰り返して、将来的には地上375mに座り、
タワークレーンを支えることになります。
次に、台座の上に、マスト、昇降フレーム、旋回体、操縦室などを
順次据付け、ジブと呼ばれるクレーンの腕部分のうち、根元だけは最初
に旋回体にすえつけます。その他のジブは、下のヤードでつなぎ合わせて、
一本の長い腕に組立てます。
組立て用のクレーンで、ジブを吊り上げ・・・
根元にはそれを待ち受ける人の姿が・・・
・・・さすがプロフェッショナル!確実な作業に、頭が下がります。
ということで、空にブームをそそり立てて組立完了!
この後、インバータ制御装置の調整、試運転、監督署の落成検査に合格すると、
いよいよ使用開始です。
最初の作業は、3月18日からの東鼎を含む3工区を担当する3号機の組み立てです。
これから2年余り、現場と苦楽を供にするタワークレーンたち。
きっと愛着を持たれた、現場のシンボルとなることでしょう