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ゲイン塔を3ミリ微調整してドッキング完了

12月1日に「ドッキング完了で500メートルを突破」でお知らせしたとおり、東京スカイツリーは高さが511メートルとなりました。これは、塔体内部の空洞を上昇してきたゲイン塔と、塔体頂部(497m)に仮置きしていた制振機械室のドッキングによるものでした。

 

ドッキング部分のうち、ゲイン塔の最上部は、今年6月に塔体の空洞内で最初にワイヤーで吊るされた部分。なんと、地上から497メートルを昇ってきたことになります。
一方、上で待ち受ける制振機械室を支える柱は、つい最近、塔体頂部で組み立てられたもの。この2つを寸分の狂いなくドッキングさせるには、緻密な精度管理が必要です。

 

ドッキングさせる柱は全部で6本。上下の柱がピタリと合っているかを計測した結果、下側のゲイン塔全体を1方向に3ミリ動かすと、すべての柱が合うことが判明。
downゲイン塔を横方向に動かす微調整用のジャッキで「少し押しては計測」を3回ほど繰り返しました。
ドッキングの精度管理は「南西方向に3ミリ」
最後の1回は0.9ミリ動かして合わせるという作業でした。巨大なゲイン塔を、髪の毛1本ほどの微調整でドッキングさせていたんですね。こうして、上下の柱がピタリと合いました。

 

down作業員さんが手にしているC字型の道具は、上下の柱の肌合わせを計測するために作った定規。下の柱に定規を合わせ、上の柱にできた隙間をゲージ(測定器)で確認しました。
ドッキングの精度管理は「南西方向に3ミリ」

未知なる高さへの挑戦は、ミリ単位の緻密な精度管理に支えられています。高さが500メートルを超えて成長する壮大な姿もさることながら、大林組の腕の見せどころともいえる施工技術にも、ぜひ注目していただければと思います。

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